camelliatanのブログ

入院生活とか珈琲のこととか

病名: 房室中隔欠損症 からの…

晦日が明けて元旦。

 

小児心臓内科の専門の先生が娘を診てくれました。

 

 

結果、病名は房室中隔欠損症。

 

 

本来心臓って四つの部屋に区切られているところ、娘は真ん中の壁に穴が空いていて最早二つの部屋になっているそう。

 

 

なんなら弁もひとつしかない。オンリーワン。

 

 

え、人間心臓の部屋二つでも生きてられるんだ??

 

って感じでした。

 

もう無茶苦茶ですよね。

 

 

人体の神秘をかんじました。

 

 

部屋が二つ、弁が一つしかないため、血液の逆流が強いことが問題で、1歳になる前頃に真ん中の仕切りを作って弁を形成する手術をすることになりました。

 

 

 

更に、血液の逆流によって肺高血圧症を合併する危険性があり、肺への圧力が高まると、肺の血管をぼろぼろにしてしまって大変なことになると説明を受けました。

 

 

当時はまだ生まれたてで、肺の機能もそこまで成長しておらず、肺高血圧にはなっていないと言われました。

 

 

しかし、今後成長と共に肺が大きくなって、圧力が高まった場合、肺動脈を縛って血圧を下げるための開胸手術が必要だと説明を受けました。

 

 

心臓は筋肉でできているからぎり1年は保つけど、血管はそういう訳にはいかないらしく、肺高血圧症になったらすぐに肺動脈絞扼手術をする。

 

 

なるほど…。

 

 

 

先生、私国英特化の文系なんです…!!

 

 

心臓の部屋辺りまでは理解しましたが、もうややこしいひえええええええ状態です。

 

 

 

いや、先生は図解付きで説明してくださるんですけど、もう心臓の構造とか中学?高校?以来すぎてもう、もう。

 

 

何故私は医者、もしくは看護師にならなかったんだろう。

まぁ頭が足りてないからなんですけど。

 

 

 

分からない所を何度も聞く私を先生は優しく丁寧に教えてくれました。

 

 

1月3日に一旦退院し、次は3日後に通院することになりました。

これは、甲状腺の血液検査結果を聞くためでした。

 

そして、6日、先生から甲状腺異常値が高いので2日後の8日から入院するよう指示されました。

 

病名は甲状腺機能低下症。

 

Oh....

 

 

どうやら娘は甲状腺ホルモンを出す為に、普通の人の8倍位ホルモン出してー!と甲状腺に訴えてようやく普通の人と同じ量のホルモンを分泌していたらしいです。

 

 

私は知りませんでしたが、甲状腺ホルモンは成長ホルモンと呼ばれ、成育に必要不可欠なホルモンだそうです。

 

 

 

甲状腺ホルモンを安定させる薬が、心臓の動きに影響を与えるらしく、その様子を観察するための入院でした。

 

 

実際、5日で退院できました!

薬の副作用はありませんでしたが、この入院期間中から始まるぐずぐずタイム。

 

日中も夜中もめっちゃ泣く。

え、生まれたての頃のすやすやどこ行ったレベルで泣く。

延々抱っこして病棟内を歩き回りました。

個室は満室で、大部屋でしたが夜泣きがすごくて申し訳なさでいっぱいでした。

 

 

ミルクも一回に80ml飲むか飲まないか。

その割に体重は増える謎でした。

解決策はなく、ある意味私がウォーキングデッドでした。

 

 

まぁ、無事に退院して、3日後診察受けたら2週間おきに通院しましょう!という形に落ち着いたのです。一応。

 

 

この辺りの入院費とか全く覚えてません笑

 

貸し出しベッド代が1日350円で、駐車料金が1日100円、ミルク代が一回460円のMAX1380円と一月の入院費1000円だった気がします。

 

大部屋でしたし、病衣も借りずにいたので追加料金はなかったと思います。

 

 

ちなみに個室は5500円/日 でした。

 

5日間の入院費用でかかったのは、ほぼミルク代と食費だったと思います。

ミルク代 6900円

ベッド代 1400円

入院費 1000円

駐車場代 500円

私の食費 6000円

洗濯代 400円

 

合計16200円

位、ですかね。

 

 

何が辛かったって熱湯が手に入らず、蛇口から出る熱いお湯でカップラーメンを食べるよう言われ、試しにやってみたらめっちゃまずかったことです。

 

給湯ポットがなくて。

 

カップ麺が1番経済的だなと思ってたのにこれいかに。

 

 

私が高い弁当のゴミを捨てに行くと、別の付き添いママさんがカップ麺の準備をしていました。

 

 

彼女はなんと、

 

 

タッパーにお湯を入れてさらにそれをレンチンしていたのです!!!

 

 

 

もうわたしからすると革命でした…!

 

 

次の入院からは必ずタッパー持参しています。