初めて娘が熱性痙攣を起こしました。
小さな子が高熱を出した際に発症するもので、
言葉としては知っていましたが、我が子に降り掛かるともうパニックになりました。
前日から39度台の熱が出ていたのですが、
毎週のように金曜日になると38度くらいの熱を出していたので
今回も幼稚園生活と初夏の暑さに慣れなくて発熱したのかな、と軽く思っていました。
夜中一、二時間おきに夜泣きをしていましたが、
自分で水を飲めていたので大丈夫かなぁなんて。
朝の午前6時30分頃、カードで遊んでいた娘が突然痙攣を起こしました。
ベッド上で、仰向けになっていた状態だったので、
倒れて頭を打ったとかはなかったのですが、
一分ちょっとの間、腕を空に突き出す感じで痙攣し、
目もやや白目をむいていました。
私は、以前ネットで痙攣中の様子を動画撮影しておくと良いと書いてあったのを思い出し、
夫が娘に声掛けする横で動画撮影をしていました。
痙攣が落ち着いてから、どうすれば良いのかおろおろしていたところ、
夫が救急車を呼んでくれて、搬送されました。
搬送されている間は、呼びかけても目線があわず、
しきりに頭を左右に動かして空を見上げながら泣いていて、
この状態が続いたらどうなるんだろうと心配でした。
ちなみに、痙攣する前の熱は39.7度でした。
しかし、病院について処置室まで辿り着くと、
娘は私を認識するようになり、ストレッチャーの上で立ち上がるまでになっていました。
発熱の原因は不明で、とりあえず坐薬を入れて解熱し、様子を見るということになりました。
その後も6時間おきに坐薬を入れましたが、中々38.5度以下にはならず、
夜9時になってようやく、36度台まで下がりました。
最近夫とは喧嘩が多かったのですが、
今回の娘の異常事態から、珍しく夫から
「ごめん、喧嘩しとる場合じゃなかったね。」
と謝ってもらえました笑
夫は、痙攣する娘を無表情で撮影する私を見て、当初ぞっとしていたらしいです笑
でも救急隊の人や、先生から動画撮影はとても助かると言われて私の意図に気づいたそう。
とはいえ、撮影は、娘の安全を確保して、声かけしながら反応の様子を見つつすることが大切らしいので、2人以上の大人がいないとやりにくそうです。
あと、後で検索したら、熱性痙攣では嘔吐することをあるそうなので、
体を横向きにして、唾液や吐瀉物で窒息しないようにすることも大切らしいです。
なるほど…。
今回は単純型熱性痙攣で、時間もそう長くなく、頻発もしなかったのですが、
次熱性痙攣を起こした時、救急車を呼ぶべきか先生に聞いたところ、
呼んでもいいし、呼ぶことを強制することもない
的な回答を得ました笑
どっち??救急隊の人たちをいたずらに出動させて、派遣されるべきところに間に合わなくなるのは困るので聞いたのに、結局自己判断という形になりました。
まぁでも娘は心疾患持ちだし、大きく捉えて今後も救急車を呼びそうです。
発熱の経過と、投与した薬の種類、時間、食事の量等もメモしておくと先生に聞かれた時にスムーズに答えられるので良いですね。
夫も娘と同じくらいの歳の頃に熱性痙攣を起こしたことがあるそうです。
熱性痙攣は遺伝的な要素もあると今回知りました。
初めての熱性痙攣で、本当に驚きましたし、怖かったです。
熱以外の症状がないので、何が原因かも分からないし、
救急では原因の解明ではなく、熱性痙攣に対する処置メインなので
判然としませんが、いつこのようなことが起こるかわからないということですね。
私の今回の経験が、誰かの記憶の片隅に残り、
同じようなことがあったときに、あ、こうすれば良いって書いてあったなと
役に立ったら良いなと思って記事にしました。
もちろん、起こらないのが1番なんですけどね。
暑い日が続きますが、皆さんも体調には十分お気をつけください。